園の特色
自由保育?設定保育?いいえ、ハイブリッドな保育と教育です
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日新こども園は自由保育ですか?設定保育ですか?という質問をよくいただきます。学べば学ぶほど、「自由保育で培われる主体性」も、「保育者の指導案に基づいて計画的に行なう設定保育」も家庭では体験出来ない大事な経験。
どちらも大切で必要だと思い、日新こども園では「ハイブリッドの保育」を始めました。1週間のうち半分は「やってみたい!」と自分たちで決めた活動にしっかりと取り組みます。園内外の探索活動、興味を持った生き物や植物について自分たちで調べてみたり、実際にお世話をしてみたり。食べ物やメニューを手作りし、自分たちのレストランを開き、先生たちを招待して喜んでもらうようなプランを練り、実行する喜びを味わったりして、自ら考えて学び、体を使って動く喜びを体験します。
残りの半分は体操教室や、歌の教室、多言語活動、一輪車教室など、家庭ではできない貴重な経験をします。
多様な正課活動と充実の課外活動
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多言語活動
多言語活動のヒッポファミリークラブを認定こども園の正課として取り入れたのは当園が日本で第一号です。 ヒッポは、ヨーロッパ等の多言語の環境に暮らす人たちがどうやって苦も無く多言語の習得をしていくのかを研究し、その環境にない場合でも似た環境を作ることで多言語の習得をめざしていくという活動をしています。
そういうわけで、園内ではいたるところでいろんな言葉が聞こえてきます。スペイン語、英語、韓国語、中国語、ロシア語、インドネシア語・・・。意味はわからなくても、不思議なもので、いつも耳にしていると大人でも耳に残るようになります。それが、スポンジのように吸収する幼児の脳に起こす効果は、我々大人が想像するよりもはるかにすごいものです。
そうやって日本語以外の音に慣れていった子ども達の脳は、次の言語を習得しようとしたとき格段に有利という研究結果が出ています。
ヒッポの活動では勉強はしません。無理に覚えたりもしません。教えこんだりもしません。楽しく、色々な言葉に触れ、実際に口に出してみることで世界を身近に感じ、面白いと思ってほしいと願っています。
体操教室
3歳以上児クラス対象。脳は身体の色々な部位を使った運動に伴って発達が進む事が証明されています。
正しい身体の動かし方を学ぶことは身を守るためにも大事なことです。皆で一緒に経験するリレーや組体操といった家庭ではできない経験もします。
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歌の教室
きれいな声で歌う喜びを体験します。昔からの童謡などはもちろん、「地上の星」「野に咲く花のように」「ビリーブ」など、選曲も面白いと評判です。 年長になると、合唱祭などにも出場し、ステージに立ってドキドキしながら観客の前で歌う経験をしたりします。
一輪車(年長児クラスのみ)
体幹を鍛えるには一輪車が効果的です。園ではクラス全員が各自一台の一輪車を使って一輪車に取り組みます。最初は悪戦苦闘の連続で苦手感を持つ子もいますが、時間をかければ誰でも乗れるようになります。自分が練習しないと乗れるようにはならない、誰も変わりにしてあげることは出来ません。
練習した時間と比例して「努力すればできるようになる」ことを実感できるようです。
毎週、講師の到着を首を長くして待っている子どもたちです。
課外
スイミング、新体操教室、ECCジュニア、サッカー教室、ピアノ教室
お迎えの心配なく、園内で受講できます。忙しいスケジュールで習い事の送迎が出来ないとお悩みの保護者様にも好評です。
発育・発達に関する支援
「あれ?」「うちだけ?」「これって普通?」「どこに相談すればよいのだろう」そんな戸惑いやご心配をお持ちのお母さん、お父さんたちを沢山見てきました。私たちはこれまでの経験から、「正しい判断でその子に必要なサポートを始めるのは早い方がいい」そして、そのためにはその保護者様のサポートはもっと必要でないかと考えています。
ご家庭とは違う「集団」で、ご家庭から離れて活動する日中の時間を共に過ごし、数えきれない園児と過ごしてきた経験を持つ私たちにできる事は何だろう?と問いかけながら日々過ごしています
私たちは日頃より沢山の専門家と勉強会や検討会・ケース会議の機会を設け、新しい情報をたくわえていく中で培ったたくさんの専門機関とも繋がっています。少しでも早い時期に専門機関につながる事の出来たお子様は、発達に必要なプログラムをその時から始めることが出来ます。そうすることで園も家庭も具体的な声かけや支援の仕方を教わり、本人にとっても周りにとっても過ごしやすい環境を整えることが出来ます。
就学前から学校や行政との支援の連携もスムーズに行われ、お子様が就学された時、小学校はお子様の特性を把握し、お子様にとって過ごしやすいように配慮をすることができます。 どうぞ、どんな些細な事でも安心してご相談ください。お子様の為に、そして子育てに不安感をお持ちの保護者様にとってできることを一緒に考えましょう。
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発達支援に関して日新が取り組んでいる事
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発達支援の有資格者の職員たちにより、普段の保育の中で、その子にとってのアプローチを話し合い、保育をしています。
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言語聴覚士の資格と経験がある職員もおり、必要と思われるお子様には保護者様と相談の上、その子にあったアプローチを提案し、実践しています。
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すべての子供の発達の土台にアプローチする発達支援コーチとして実績を積んだ先生に定期的に巡回していただき、個々の発達具合を診て頂いています。
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臨床心理士の先生に定期的に巡回して頂き、アドバイスをいただいています。保護者様の子育てに関する悩み等の相談にも秘密厳守で応じていただくこともできます。(アネックスプロジェクト)
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最高レベルの安全性とおいしさを誇る、完全給食
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日新こども園は地元佐賀の有機米や有機食材をふんだんに使用した「完全給食」です。 医療施設や社会福祉施設など、食に関して最高レベルの安全性を求められる施設を専門とする「日清医療食品」に業務委託をしておりますので、日新こども園の給食はISO9001とHACCPの厳しい基準をクリアした、大変安全な美味しい給食です。
業務委託とはいえ、10年以上も同じ職員さん達が園内キッチンで出来立ての給食を提供して下さっています。園の職員と管理栄養士の間で頻繁に会議をし、アレルギーや離乳食の進み具合などの情報の交換や把握を行っています。
- それぞれ進み具合の違う離乳食
- 障害などで嚥下が難しい場合の配慮食
- 「今、歯がグラグラで固いものが食べられないので」「昨日までお腹をこわしていたので」「口の中に傷があるので」といった理由での配慮食
- 「宗教上の理由で決まった食材は食べられない」といった理由での宗教食
しっかりと早めの幼少連携
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園児にとって小学校への入学は大きな一歩です。私たちはお昼間の長い時間をお子様と一緒に過ごし、ご家庭とはまた少し異なる集団生活の中でのお子様一人一人の姿を継続して見取る事でその子の特性や行動パターン、うまくいくアプローチの仕方などをみんなで共有し理解しています。お子様の事を一番に考えると、就学先の小学校とはできるだけ連携を密にしてなめらかに小学校生活が始められるように園は保護者様と一緒に努力を惜しみません。 お子様の事を一番に考える事は私達の務めです。
一人一人のお子様が小学校だけでなく、その後の長い将来にわたって、よりよく生きて行けるための最初のステップを大切にして小学校へとつながっていけるようにと願いながら、今もこれからもお父さんお母さんの良きパートナーであり、応援団でありたいと思っています。
保護者様の「これ、助かる!」の為に。全面ICT化
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佐賀県でも早々に登園管理システム「コドモン」を導入。
「朝はバタバタしてるから夜のうちに明日の連絡をしたい」
「あの行事のお知らせ、なんてかいてあったっけ。持ち物は?」
「今月の請求金額はいくらだったかな?」
「子供の今の体重って何キロだろ?」
「県外のおばあちゃんにも、園での様子を見せられたら・・・」
「先生との毎日のやり取り、素敵な冊子にして残したいなあ」
「今日の正課活動は何時からだっけ?それとも今日は中止なのかな?」
「行事の参加制限があるけど、おじいちゃんおばあちゃんにも見て欲しいな」こんなことも、コドモン上で解決します。
また、日新では最新の防犯システムを導入。園内で起こった事故も、360度見渡せる室内カメラの履歴を確認することで、起こった経歴や時間も把握が可能です。